当院の特徴

当院の特徴

真心をこめた看護と、チーム医療で患者様を
24時間365日サポートします。

急性期病院での治療後の患者様に、より良いリハビリテーション医療を提供するために、幅広い要望にお応えできる体制を整えております。

回復期リハビリテーション専門病院としての取り組みや体制

1・365日1日最大3時間のリハビリテーションの実施

早期回復には、病気やけがをされてからできるだけ早く、集中的なリハビリテーションを継続して行うことが効果的とされています。看護スタッフ、リハビリスタッフが土・日・祝日お盆・年末年始も休まず集中的なリハビリテーションが受けられる体制をとっています。

令和6年度の診療報酬改定により、整形外科疾患の方は受傷・発症された日からの経過日数により、1日当たりのリハビリの提供量が変わることがあります。
詳しくは入院のご相談の際に、当院医療連携室へお問い合わせください。

2・密な情報交換の体制

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・医師 ・社会福祉士等がチームを組んで、毎日密な情報交換を実施し、患者様一人ひとりに最適なリハビリテーション計画を立案しています。
患者様、ご家族の方に月に一度お身体の状態をお伝えする場を設けています。

医師、看護師、薬剤師、看護補助者、医療ソーシャルワーカー、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、栄養管理士、患者・家族

3・急性期病院との連携の強化

地域医療連携室を中心に急性期病院との 連携を密にしています。
そのため、転院して頂くまでの情報交換が早く、また入院中に他の病気を発症した際は、必要に応じてすばやく転院の調整ができる体制をとっています。

4・退院後のフォローアップ体制(訪問リハビリテーション)

退院決定後、リハビリテーションの継続が必要な場合は、訪問リハビリテーションによるフォローアップも実施しています。

5・認知症の早期発見と治療

当院では、認知症専門医による外来を実施しています。完全予約制なので、待ち時間が少なく受診でき、早期の診断と治療が受けられます。

※外来日:毎週木曜日13時より(電話での予約が必要になりますので、お問い合わせください。)
 TEL:028-662-6789

6・地域の方への健康増進活動

ご要望に応じて、院外に出向いての健康教室を実施しています。また、月に1度、院内でも健康教室を実施しています。
※ご要望やご質問がある場合は、地域医療連携室までお気軽にお問い合わせください。

当院におけるリハビリテーションの役割

患者様の体調に合わせ、一日最大3時間365日リハビリテーションを提供し、少しでも早い離床を促し、活動できるようにサポートします。最新のリハビリテーション機器の導入も図っており、効率的かつ効果的なリハビリテーションの提供に努めています。

理学療法:Physical Therapy(PT)

運動療法や物理療法(温熱・電気など)等を用いて、座る・立つ・歩くなどの基本的な動作能力の獲得を目指します。

  • 関節可動域訓練

  • マシントレーニング

  • シーティング
    (座圧測定器)

  • 歩行練習

  • 歩行神経電気電気刺激装置(L300GO)

作業療法:Occupational Therapy(OT)

生活能力の改善を目標に手の動きの練習や生活能力の改善を目標に手の動きの練習や食事、更衣、家事などの動作訓練を実施します。

  • 食事動作練習

  • 更衣練習

  • 調理練習

  • ペグ

  • 手指運動リハビリテーションシステム(MELTz)
    ※栃木県下で初導入

言語聴覚療法:Speech-Language-Hearing-Therapy(ST)

脳卒中等によりコミュニケーション能力(言語・聴覚・発声・発音・認知)の低下を呈した方に対し、症状に応じたコミュニ―ション手段の獲得を目指します。
また、飲み込みの力が低下した方に対しては電気刺激装置等も併用し、摂食・嚥下能力の改善を図ります。
※自治医科大学附属病院耳鼻咽喉科医師が来院し、必要に応じて診療やVE等の検査を行います。

  • 発声練習

  • 高次脳機能練習
    (語想起)

  • 飲み込み練習

  • 嚥下障害用電気刺激装置
    (ジェントルスティム・バイタルスティム)

  • VE
    (嚥下内視鏡検査)

24時間体制でサポートする回復期看護の役割

最大3時間のリハビリと21時間の日常生活、
24時間365日
すべての時間をリハビリとして、
お手伝いをさせていただきます。

看護・介護10か条

私たちは、回復期リハビリテーション病棟協会の「看護・介護10か条」をもとに看護・介護を提供しております。

  1. 1.

    食事は食堂やディルームに誘導し、経口摂取への取り組みを推進しよう

  2. 2.

    洗面は洗面所で朝夕、口腔ケアは毎食後実施しよう

  3. 3.

    排泄はトイレへ誘導し、オムツは極力使用しないようにしよう

  4. 4.

    入浴は週3回以上、必ず浴槽に入れるようにしよう

  5. 5.

    日中は普段着で過ごし、更衣は朝夕実施しよう

  6. 6.

    二次的合併症を予防し、安全対策を徹底し、可能な限り抑制は止めよう

  7. 7.

    多職種と情報の共有化を推進しよう

  8. 8.

    リハ技術を習得し看護ケアに生かそう

  9. 9.

    家族へのケアと介護指導を徹底しよう

  10. 10.

    看護計画を頻回に見直しリハ計画に反映しよう

食事介助

食事介助

食事を口から食べることは、健康を維持したり、
生きる楽しみを味わう機会です。
安全に口から食事が摂れるようにお手伝いいたします。

食後の歯磨き

歯磨き

口腔内を清潔に保つことは肺炎予防にとても重要です。

入浴・更衣

更衣介助

入浴は週3回、更衣は毎日朝・夕実施します。

更衣介助

ご自身で出来る動作が増えるよう、
それぞれの方の「できる能力」を見極めて「見守る看護」を実践します。

病棟レクリエーション

入院生活を少しでも楽しんで過ごして頂けるように、季節に合わせたイベントを実施しています。

節分イベントの様子

書初め

お正月イベントの様子

オリジナルリハビリ体操

楽しく体を動かせるように、工夫を凝らしたオリジナル体操を毎日実施しています。

お誕生日のお祝い

入院中に誕生日を迎えられた患者様には、バースデーデザートでお祝いしております。

院内理容室

理容師が常駐していますので、安心してご利用いただけます。
入院中の患者様は、どうぞお気軽にお声かけください。

私のカルテ

一人ひとりの患者様に必要な情報(薬剤情報や自主トレーニング方法など)を一冊の冊子にした「私のカルテ」を入院された患者様に提供しております。
入院中から退院後まで患者様の健康管理に少しでもお役に立てれば嬉しいです。

多職種カンファレンス

担当医師・看護師・療法士・社会福祉士が集まり、患者様に応じて退院支援計画を立てていきます。

ご家族への介護指導

オムツ交換や処置など、退院後に必要な介護について、入院中に看護師・介護福祉士が丁寧に指導いたします。

在宅復帰へ向けたサポート

月に一度の面談

入院時の面談以外に月に一度、患者様とご家族、スタッフ(医師・看護師・療法士・社会福祉士 等)が集まって面談を行います。治療計画や現在の患者様の状態をご説明し、今後の目標などを話し合います。

家屋調査

入院中にリハビリテーション科スタッフが一緒にご自宅に伺い、改修工事や補助具の取り付け、各種保険の申請など、退院後に生活しやすいようにアドバイスさせていただきます。また、ご自宅の段差に合わせた訓練など、調査結果を日々の訓練にも取り入れます。

カンファレンス

医師、看護師をはじめ、各分野の専門家がチーム体制で患者様を支えます。